給与明細に着目しよう

金融リテラシーを手っ取り早く身に付ける1つの近道は、身近なところに着目してみるということにあるのではないでしょうか。

サラリーマンにとって最もなじみのある金銭の流れは、やはり給与だといえます。
定期的に得る給与というのは、金融を考えていく上で最もイメージしやすいのではないでしょうか。

 

まずは自分が、どれくらいの給与を得ているか、確認をしてみましょう。

毎月振り込まれる給料の額はなんとなく分かっているとは思います。
しかし自分の月給から、税金などがどれくらい引かれているのかを知らない人は、意外に多いものです。

昔は、給与は毎月の給料日に現金で手渡しされ、袋の厚みでもらった額を実感するといった肌感覚がありました。
現在では給与は銀行振り込みがほとんどで、給与明細書だけ配布されるのが普通です。
そうなると、毎月銀行に振り込まれる額にしか興味がなく、実は給与明細を開いたこともないなんて人も珍しくはありません。

では、実際に給与明細に記されている内容をこれから見ていきましょう。

 

<支給される給与の種類>

支給項目に記載される給与は一般的に、基本給と各種の手当からなっています。

・基本給
勤務先の会社が毎年作成する給与表に職種や勤務年数に応じて位置づけられベースとなる賃金です。
多くの会社では、基本給は1年ごとに定期昇給する仕組みを採用しています。
春闘の時期になると、ベアという言葉をニュースで聞きますが、これはベースアップの略で、景気の回復・上昇や労使交渉などにより、基本となる給与表上の金額、つまり給与体系そのものをアップさせるものです。

・手当
残業手当、通勤手当、住宅手当、家族手当、あるいは調整手当などがあります。
調整手当とは、それぞれの事業者の諸事情や従業者の前職の経験年数などを考慮して加算される、各事業者が独自に定めた手当です。
残業手当(超過勤務手当)は、法定により、所定労働時間を超過した時間の労働に対して、通常の賃金の25%増の賃金が支払われなければならないことが定められている(午後10時以降は50%増です)ことによる手当です。


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