給与から控除されるもの(1)社会保険料

給与明細をよく見返してみると、給与から差し引かれているものの金額が非常に大きいと思われる方が多いのではないでしょうか。
基本給に各種手当を加えた額から、控除(差し引き)されるものが、意外とあれこれあるものです。
おもに社会保険料と税金が、控除される項目になります。
社会保険料は、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、さらに40歳からの介護保険料からなります。

・社会保険料
健康保険料は病院で治療を受けたり、薬をもらったりするときの医療費負担を軽減するものです。
標準報酬月額×保険料率で計算されますが、4~6月の報酬平均でその年の9月以降の保険料を計算しています。
これは企業と折半で負担することになっており、実際に差し引かれるのは上記の計算式で算出される額の半額となります。
厚生年金保険料は老齢で退職、障害または死亡した場合に、本人や家族が年金を受け取るためのものです。
これも標準報酬月額×保険料率で計算されています。健康保険料と同様の手順で計算されるのと、会社と従業員で折半して負担するところも同様です。
雇用保険料は、失業したときに再就職するまでの期間の生活の安定と就職活動をスムースに行なえるようにしたものです。
2016年度の場合では、給与総額の1・1%を会社が0・7%、従業員が0・4%で負担する形となっています。